J83 1/700 海上自衛隊 輸送艦 LST-4151 みうら
|製品情報
海上自衛隊での戦車揚陸艦(Landing ship tank)は、戦後、アメリカより供与されたLST-1級戦車揚陸艦(おおすみ型初代)から始まりました。これらの供与艦は1970年代半ばには耐用年数を迎えることから代替艦が必要となり、先ず、国産初の輸送艦である「あつみ」型(1,500t型)が1972年より3艦が就役し、直後に拡大設計された「みうら」型(2,000t型)も1975年より3艦(みうら、おじか、さつま)が順次就役しました。
船型は着岸時に兵員・車両を揚陸することを考慮し、浅吃水平底箱型の船体の艦首部に観音開きのバウドアと、内側に防水扉を兼ねた二段折りたたみ式のバウランプ設け、後方の第3甲板に車両甲板を設置。また、搭載するLCM2隻の揚降荷役用クレーンも装備しました。搭載能力は、人員が約200名、車両50両(うち74式戦車10両)、または物資500tを有しています。兵装面では、艦首に上陸地点の火力制圧用に68式50口径76mm連装速射砲と、艦尾に40mm連装機銃1基を装備した他、水上、対空レーダーも装備しました。これは、雷装を除けば、当時の「ちくご」型護衛艦並みの兵装を備えていました。
「みうら」は就役以来、護衛艦隊直轄の部隊である第1海上補給隊に所属。1992年の陸上自衛隊カンボジアPKO任務派遣では、「みうら」を旗艦に同型艦「おじか」補給艦「とわだ」の3隻からなるカンボジア派遣輸送補給部隊編成して加わりました。
海上輸送や、災害派遣、防災訓練参加等、多様な任務に従事した本艦は2000年4月に除籍。就役期間中の総航行距離はおよそ38万海里(地球17周半強相当)にも及ぶ事となりました。
・艦首バウドア開閉選択可能
・みうら、おじか、さつまの艦名艦番号デカール付属
・同スケールの61式戦車、74式戦車、90式戦車、89式戦闘装甲車、82式指揮通信車、
73式大型トラック(幌有/幌無)、81式短SAM 各1両付属
・洋上モデル
・1隻入り
・全長:約140mm
パッケージサイズ(cm):13×29×3.5
重量:約92g
※旧品番 J15
2018年7月18日出荷
JAN: 4986470019659
税込 2,420円 (本体価格 2,200円)