SPW49 1/700 日本海軍朝潮型駆逐艦 荒潮

「荒潮」は朝潮型駆逐艦の4番艦として1937年12月20日に完成。特型に準じた性能を持ちながら、船体強度、復原性に重点を置いて再設計された朝潮型は、基準排水量で2,000トンを超えた初の駆逐艦です。艦型は、シンプルな艦橋、低い中央部乾舷、特型並みの高い艦首乾舷などで独特のシルエットをしていました。開戦前までに魚雷を九三式酸素魚雷に改め、初の水中探信儀（ソナー）を装備、水中索敵能力を有した本型は、当時の列強各国の同クラスの駆逐艦に比べて砲、雷装のバランスが取れた最強の艦でした。開戦時「荒潮」は姉妹艦の「朝潮」「満潮」「大潮」と共に第八駆逐隊を編成。バリ島沖海戦において駆逐艦ピートハインを撃沈、軽巡トロンプ及び駆逐艦スチュアートを損傷させるなど奮戦して山本五十六長官から感謝状を授与されました。1943年2月のガダルカナル撤収作戦（ケ号作戦）では米潜「アルバコア」の雷撃によって航行不能となった「大潮」の乗員を救助。1943年3月3日「荒潮」はラエ輸送作戦（81号作戦）に従事中、ダンピール海峡にて連合軍機の空襲を受けて沈没しました。

・プラスチックモデルキット（未組立／未塗装）
・洋上／フルハルモデル選択可
・本製品には、新装備セット NE05「1/700 新 WWII 日本海軍艦船装備セット 5」のランナーを1枚同梱していますので、より精密な模型を製作することが出来ます。
・同型艦 朝潮、大潮、夏雲、峯雲、霰のデカール付き
・全長 約168mm
・1隻入り

2016年11月10日出荷
JAN: 4986470057330
税込 3,300円 (本体価格 3,000円)